一般社団法人日本サステナブル建築協会(JSBC)のウェブサイトです。

CASBEE-戸建

CASBEE-戸建は、戸建住宅の設計内容に基づいて総合的な環境性能を評価するツールです。現在、戸建住宅は毎年約40万戸建設されており、これらがより良い住環境を提供し、長く使われ、省エネルギー・省資源に配慮されることにより、住生活の質を向上させ、日本全体の環境負荷を削減することにつながります。CASBEE-戸建のねらいは、このような優良な住宅ストックを増やすことにあります。

CASBEE-戸建(新築)のダウンロード

CASBEE-戸建(新築)2021年SDGs対応版の評価ソフトをダウンロード頂けます。評価マニュアルについては、建築環境・省エネルギー機構   の図書販売よりご購入下さい。(PDF版のダウンロードはありません)
なお、CASBEE-戸建(新築)2018年版の評価ソフトと評価マニュアルは引き続きダウンロードが可能です。

CASBEE-戸建(新築)2021年SDGs対応版のダウンロード

パスワードの発行とダウンロード(新築)


CASBEE戸建-既存2011年版のダウンロード

パスワードの発行とダウンロード(既存)

パスワードが送付されてこない場合、お手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。
CASBEE全般にに関する連絡窓口: casbee-info@ibec.or.jp

   

CASBEE-戸建(新築)2021年SDGs対応版に関する情報

NEW(2021.9.7)
CASBEE-戸建(新築)2021年版SDGs対応版の評価ソフトを一部修正しました。
( ver.1.1 →ver.1.1)

(2021.7.15)
CASBEE-戸建(新築)2021年SDGs対応版の評価ソフトを公開しました。


CASBEE-戸建に関する改訂情報

(2019.4.15)
平成31年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)LCCM部門の申請に使用する「LCCM住宅部門の基本要件(LCCO2)適合判定ツール」を2019年版Ver1.0に更新し、逆潮流を伴うコージェネレーションの評価に対応しました。CASBEE戸建(新築)2018年版では対応しておりませんので、逆潮流を伴うコージェネレーションの評価を含める場合には、適合判定ツール2019年版Ver1.0をご使用ください。
<適合判定ツールを含むLCCM住宅のページはこちら

(2019.11.20)
改正建築物省エネ法に対応した、CASBEE-建築(新築)2016年版の評価ソフトの入力方法の解説を公開しました。(集合住宅共用部の一次エネルギー消費量の入力)

→CASBEにおける改正建築物省エネ法の共同住宅の省エネ性能評価方法の簡素化に関する対応   

(2018.6.5)
CASBEE-戸建(新築)2018年版(初版:平成30年4月16日発行)の正誤表を公開しました。正誤表は、以下からダウンロードして下さい。

【正誤表】CASBEE-戸建(新築)マニュアル(2018年版)   

   

CASBEEの使用に関する注意

CASBEEによる評価結果については、当財団で実施しているCASBEE評価認証制度による認証結果を除き、当方では一切の責任を負いかねます。認証以外の自己評価の結果を第三者に示す場合には、「この評価結果は○○による自己評価による結果です」などのような注意書きを付記して頂きますよう、お願いいたします。また、パンフレットやウェブサイト、広告物等にCASBEEの名称を使用する場合には、当財団に登録商標の使用許諾申請を行う必要があります。詳しくはこちら   をご覧下さい。

   

CASBE-戸建の評価対象

CASBEE-戸建(新築)では、「一戸建専用住宅」と「二世帯住宅(確認申請上の専用住宅で内部で行き来できる場合)」を対象とし、CASBEE戸建-既存では、「一戸建専用住宅」のみを対象とします。どちらのツールも、戸建住宅の環境に係わる性能を、「総合的に」評価するものです。そのため評価の対象は、建物本体に限らず、外構、居住者の持ち込み機器、建物供給側から居住者への情報提供、更には部材製造段階や施工現場における取組みまでを含みます。この中には、建物供給側が必ずしも直接的に携わることが困難な対象も含まれますが、環境に及ぼす影響が小さくないと判断されるものは基本的に評価する方針です。

CASBEE-戸建は、基本的に誰でも評価を行うことが可能です(自主評価)。しかし、評価結果を住宅購入者などに提示・説明する際には、評価結果の信頼性が重要となります。この信頼性を向上させるための支援制度として、「CASBEE戸建評価員登録制度」   「CASBEE評価認証制度」   が整備されています。

   

何を評価するのか

CASBEE-戸建では、戸建住宅の総合的な環境性能を戸建住宅自体の環境品質(Qualityの”Q”)と、戸建住宅が外部に与える環境負荷(Loadの”L”)の2つに分けて評価します。QHとLHにはそれぞれ以下に示す3つの評価の分野があり、更にその中で具体的な取組みを評価することになっています。


環境品質・性能(QH)が高いことを評価する
  • QH1 室内環境を快適・健康・安心にする
  • QH2 長く使い続ける
  • QH3 まちなみ・生態系を豊かにする

環境負荷(LH)を低減する取り組みを(LRH)※で評価する
  • LRH1 エネルギーと水を大切に使う
  • LRH2 資源を大切に使いゴミを減らす
  • LRH3 地球・地域・周辺環境に配慮する
※LRは環境負荷低減性と呼びLoad Reductionの略
※添え字の<H>はHOMEの略

   

評価のしくみ

評価項目は、全6分野合わせて46項目から構成されており、それぞれの項目について5点満点で採点します。採点実施後、[環境品質(QH)/環境負荷(LH)]により戸建住宅の環境効率(BEEH)を求め、これに基づき総合的な環境性能の格付け(赤星によるランキング)をおこないます。また、ライフサイクルCO2の評価結果に基づく格付け(緑星によるランキング)も同時に行います。

CASBEE-戸建の環境効率 BEEH = QH/LH

ランク 評価 BEEH ランク表示
S Excellent 素晴らしい BEEH=3.0以上 赤★★★★★
A Very Good 大変良い BEEH=1.5以上~3.0未満 赤★★★★
B+ Good 良い BEEH=1.0以上~1.5未満 赤★★★
B- Fairy Poor やや劣る BEEH=0.5以上~1.0未満 赤★★
C Poor 劣る BEEH=0.5未満 赤★

なお、上記評価はMicrosoft ExcelTMを使用した専用のソフトウェアにて容易に行うことが出来ます。このソフトウェアでは、BEEH値と評価結果のみではなく、QHとLHを構成するそれぞれ3つの大項目と、その下位の中項目単位の評価結果の比較などを、グラフにより分かり易く表示する機能を持ちます。下にソフトウェアの評価結果の表示画面例を示します。

   

[プライバシーポリシー] (個人情報の利用目的等に関する表示)

当財団が上記ユーザー登録によって取得する個人情報の利用目的は以下の通りです。

  • ■CASBEEに関するソフトウエアの配布及び関連情報の配信、その他CASBEEの利用に関する情報の提供・連絡
  • ■CASBEE評価ソフトの不具合情報やアップデータ等の提供に関する告知
  • ■CASBEEの開発に向けて参考とするアンケート調査やモニタリングに関する依頼
ユーザー登録いただいた情報は、CASBEEツールの開発等に関連した上記の目的に限り利用させていただきます。
これ以外の場合においてご本人の許可なく第三者へ情報公開することはありません。なお、個人情報保護法第24条第1項に定める事項については、当協会ホームページ(https://www.jsbc.or.jp/utility/privacy.html)をご覧頂くか、当協会までお問い合わせ下さい(TEL:03-3222-6391)。